少し時間が経ってしまいましたが、前に「株とは何か、株価の基本」という記事を書き、
- 資産
- 利益
の2通りの視点から会社の価値を考えてみました。
その話を基礎として、今回は私がどのようにして株式投資で利益を上げようと考えているのか、その基本となる部分を書きたいと思います!
方針としては非常にシンプルです。
買い:株価が一株あたりの会社の価値に比べて割安な企業を買う
買うときは、利益や資産、将来性などを考慮して自分なりに見積もったおおよその「一株当たりの会社の価値」に比べて、株式市場でつけられている株価が割安だと思えるときです。
現在の株価(正確には時価総額)は、現在の市場のその会社に対する価値評価と言えますが、将来的にその評価が見直されるだろうという見込みで買います。
売り:株価が一株あたりの会社の価値に比べて割高になったら売る
買ってからやることは、会社の状況と株価を注視することです。
自分が考える一株あたりの会社の価値に比べ、株価が割高になったなと思ったら売ります。
(実際の取引では他にもっと良さそうな銘柄があったら乗り換えるので、相対的な判断になることが多いです)
そうなるまではひたすら我慢、我慢、我慢・・・です。
いつ報われるかはわかりません。買ってすぐ上がり始めるかもしれませんし、1年後、3年後かもしれません。
株価が割高になる、というのは
- 株価が上がる
- 会社の価値が下がる
の二通りがあります。
前者はわかりやすいですが、後者は自分が考えていたよりも会社が良くなかった、というケース等が該当します。
「思ってたような良い会社じゃないな(良い会社じゃなくなってしまったな)」と判断したら、損失が出ていたとしても自分の判断ミスを認めて潔く撤退することが重要です。
そのように感じてもそのまま保有し続けていたら、いつか何かのタイミングで株価が上がってくれるかもしれません。
しかしながら、上がる可能性が低い株を持ち続けるのは機会損失であり、何より大切な ”時間” というものを失う行為だと考えています。
まとめ
今回は、私が考える、売りと買いの考えの基本について書きました。
バカにしているのか!と怒られそうなくらい非常にシンプルでしたね(笑)
しかしこのシンプルな考えを貫くことが大切だと考えているので、自戒の意味も込めて書き記しています(油断するとすぐにギャンブル的な投機をしたくなる・・)。
また、言うのは簡単でも上記の通り実行するのは非常に難しいものです。
実際には利益を上げるまでには、
・会社の価値を適切に見積もることができるか
・株価が会社の価値についてくるまで我慢できるか
と、大きなハードルがあります。
これらをうまく乗り越えられたとき、利益が上げられるでしょう(と信じています)。
精進を続けていきます。
それでは今回はこのあたりで。ありがとうございました。
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